AstroArts(アストロアーツ) ソフト・書籍:天体観測 ステラナビゲータLite
天文画像処理ソフトのLite(ライト)バージョン(機能限定バージョン)
- 一般の写真と違って、天体写真は撮影しただけでは綺麗な画像になりません。しかし、一見すると写っていないように見える画像の中にも、実はすばらしい天体の情報が潜んでいます。この隠れた情報を引き出すのが天体画像処理です。
- また、星々の光は淡く、一回の撮影で写し取ることができる光は限られています。そこで、同じ天体を何度も撮影し、これを重ね合わせる「コンポジット」という手法を使うことで、見違えるような美しい天体が浮かび上がらせることができます。
- このような処理を手軽に行えるのがステライメージLiteです。デジカメで撮影したたくさんのデータを取り込んで、これを正確に位置合わせをしながら重ねあわせていく「コンポジット」という処理を、人手を介さずに自動で処理します。またコンポジットした画像を、天体写真に特化したさまざまな調整機能を備えたインタフェースで、美しい画像に仕上げることができます。
- 本製品は、ステラナイメージ9(フルパッケージ版)の機能限定バージョンです。フルパッケージ版との差異はこちらをご参照ください。
主な特長
■精密に位置合わせしながらコンポジット
●昨今の天体撮影では常識となりつつある、多数の画像を用いたコンポジット処理を、高度に自動化。自動的に位置合わせを行いながら、多数の画像をコンポジットし、S/N比を向上させます。■天体画像に特化した画像調整機能
●スライダー操作により画像を調整。「スターシャープ」「スターエンハンス」「ノイズ低減」など、天体画像に特化した機能も搭載し、シンプルながら天体画像処理に威力を発揮します。■96ビットスーパーカラー処理
●ステライメージは一般的な画像処理ソフトと異なり、画像処理の結果を、各色32bit = 約43億階調ものデータとして保持します。繊細な天体画像を極力損失なく扱う、ステライメージの真骨頂です。■RAWデータでのダーク・フラット処理
●センサーから得られたデータを、カラー化(現像)するよりも前にダーク・フラット処理することが可能です。カラー化される前のわずか一画素分のデータも無駄にせず、センサーの能力全てを使い切ることができます。Lite(ライト版)とステライメージ9(フル版)の違い
項目 | フル版 | ライト版 |
---|---|---|
高速化処理 | ||
RAW現像 | ||
詳細編集モード | ||
自動処理モード | ||
ダーク/フラット補正 | ||
ホット/クールピクセル除去 | ||
階調調整 | ||
通常コンポジット | ||
比較明コンポジット | ||
メトカーフコンポジット | ||
カラー調整 | ||
セルフフラット | ||
シャドウ・中間調・ハイライト | ||
スターシャープ | ||
スターエンハンス | ||
ノイズ低減 | ||
項目 | フル版 | ライト版 |
*1 フル版の詳細編集モードとは異なり、調整に関してのダイアログによる詳細な設定変更はできません。 |
最低条件 | 推奨 | 推奨(高画素カメラ) | |
---|---|---|---|
対応OS | Windows 8.1/10 64bit 日本語版 | ||
CPU | Intel Core i3 相当以上 AMD Ryzen 3 相当以上 |
Intel Core i5 相当以上 AMD Ryzen 5 相当以上 |
Intel Core i7 相当以上 AMD Ryzen 7 相当以上 |
メモリ | 空きメモリ 2GB 以上 | 8GB 以上の実装 | 16GB 以上の実装 |
グラフィック機能 | 1280 × 768 以上 | 1680 × 1050 以上 | 1920 × 1080 以上 |
ストレージ | 空き容量 10GB 以上 | 100GB 以上(処理画像のデータ量による) | |
・32bit 版 Windows にはインストールできません。 ・ARM 版 Windows では動作しません。 ・仮想 PC 環境で動作している OS でのご使用につきましては動作保証いたしかねます。 ・パッケージ版の場合、インストール時に DVD ROM ドライブが必要です。 ・ダウンロード版の場合、インストール時にインターネット環境が必要です。(ブロードバンド接続を推奨) ・CPU は、コア数が多くクロックが高いほど画像処理が高速化します。 ・メモリはできる限り多く実装することをおすすめします。 ・システムドライブを SSD にすると、処理中ワークファイルの保存・読み込みが高速化します。 |