- BORG(ボーグ)製品の納期について
- こちらの商品は、お取り寄せのため納期がかかる場合がございます。予めご了承ください。
BORG製品は代理店さん経由のお取り寄せの為、お届けまでに受注後10~14営業日程度頂戴いたします。
何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
BORG(ボーグ) 天体望遠鏡パーツ:7500~7999番台 【7880】 レデューサー0.8×DGQ55
新製品 BORG55FL専用レデューサー 200mmF3.6フルサイズでしか撮れない世界がある。
レデューサー0.8×DGQ55の特長
-
■本製品の特長
- 新設計の3群4枚、55FL専用フルサイズ対応高性能レデューサー。
- BORG初の1機種限定の完全専用レデューサーにより天体撮影に最適な像を実現。
- 55FL装着時に200mmF3.6と明るくなる。しかも対物レンズは色収差の少ないフローライト。
- 同時に周辺のコマ収差を補正するので、周辺までBORG画質が楽しめる。周辺光量も非常に豊富。
- 55FLとのセットは小型軽量のため、ポラリエやSWATといったポータブル赤道儀に余裕で同架可能。
- フランジバックを気にすることなく、別売のフィルターBOXn【7519】が使用可能。
- レデューサーの先端と後端に48mmフィルターが装着可能。
- 大好評のレデューサー0.72×DGQ【7872】を上回るコバ塗を実施。よりコントラストの高い像を再現。
- ズームレンズの200mm域とは一線を画す超高画質。BORG画質の200mm。
- フルサイズのカメラと組み合わせると野鳥のトビモノ画像がBORG画質でGETできる可能性が高まる。
- 写野の端っこでも写ってさえいれば、大トリミングしてシャープなトビモノ画像が得られる。
- 明るくて極めてシャープなので、いわゆる「AFボーグ」の合焦確率が高まる。
- 野鳥撮影だけでなく、一般撮影(風景・飛行機・鉄道・動物など)が超高解像力で楽しめる。
- 青ニジミが少なく、フルサイズのほぼ周辺までシャープな星雲・星団の撮影が楽しめる。
- 200mmフルサイズという画角はメジャーな星雲・星団の撮影に最適な画角。待望の200mmレンズ。
- 2016年3月9日の皆既日食の撮影にも好適。外部コロナの周辺までシャープに美しく再現可能。
- 周辺光量はフルサイズの四隅で約75%と非常に豊富。光害地の画像処理も楽になります。
- フィルターワークが存分に楽しめるように豊富なフィルター装着方法を実現。
- 200mmF4クラスの望遠レンズ。弊社中川(トミーテック・BORG開発責任者の中川さんにはことのほか思い入れのあるレンズなのです。というのは、私が天体写真を始めた1975年ころ、望遠レンズといえば各社ともこの200mmF4クラスでした。私はペンタックス派だったので、SMCタクマ―200mmF4というスペックのレンズをお小遣いを貯めて買ったときのあの嬉しさ、あのワクワク感。あの興奮が今回の55FL+専用レデューサー開発の原点と言えます。 当時の200mm望遠レンズは決して安いモノではなく、特にF4よりも少し明るい200mmF3.5というスペックのレンズには憧れましたが、とても手が届きませんでした。当時、ベストセラーだった藤井旭さんの「星雲・星団ガイドブック」には200mmF3.5の望遠レンズで撮影した見事な星雲星団の写真が多数掲載されており、いつかはこういう写真を撮ってみたいもんだなあと漠然と思っておりました。 時は流れ、世の中は反射望遠鏡による直焦点時代になり、いつしか200mmというレンジは短すぎるということで天体写真ファンの間では忘れ去られていました。デジタル時代になり、短焦点が見直され始めましたが、せいぜい300mmどまりでそれより短い望遠レンズはズームの範疇ということもあり、カメラメーカーやレンズメーカーもあまり力を入れることなく、現在に至ります。 そして、2015年秋。改めて当時の「星雲星団ガイドブック」を開くと、200mmというレンジがとても新鮮に見えるのです。とても良い画角なのです。40年という歳月を経て200mmの時代が再びやってきたのです。ついに55FL+専用レデューサーの時代の到来です。幸いなことに高精度なポータブル赤道儀が低価格であり、高感度でノイズが少なく赤い星雲の写りの良いデジカメが低価格で供給されている、しかもフルサイズ時代を迎えようとしている。 そこに今回の55FL専用レデューサーの登場。初回生産数はわずか200台。うちレデューサー単体割り当て分はわずか100台。11月10日(火)予約開始です。
■本製品があるとこんなに便利・野鳥編
■本製品があるとこんなに便利・天体編
■本製品の開発の背景(※メーカー開発者のコメント)
機種名 | レデューサー0.8×DGQ55 |
---|---|
型番 | 【7880】 |
レンズ構成 | 3群4枚 |
コーティング | マルチコート |
全長(光路長) | 87.5mm |
重量 | 261g |
外径(最大) | 48mm |
対応焦点距離 | 250mm |
フィルター | 【7880】の先端と後端に48mmフィルターネジ有、別売フィルターBOXn【7519】併用可能(スペーサーLを外すこと) |
対応望遠鏡 | BORG55FL専用(その他の望遠鏡との相性は保証しません) |
パーツ取付サイズ | 対物側:M57P0.75オス、カメラ側:M57P0.75メス、スペーサーのネジ:M45P0.5オスメス(誤用を防ぐため独自のネジを採用) |
付属品:レデューサーセル、スペーサーL、アダプター7880、前後キャップ、説明書 |
【7880】にソニーα7を装着する場合の組み合わせ:【7880】+【7000】+【7921】+【7922】+【5013】 |
【7880】に48mmフィルター装着例:【7880】のレンズの先端に48mmのフィルターネジが切ってあります。 |
【7880】を分解したところ:左上:レデューサーセル、右上:アダプター7880(M57)、左下:フィルターBOXn【7519】装着時に外すスペーサーL。各パーツがばらせるとレンズもクリーニングがしやすい。 |
【7880】に別売のフィルターBOXn【7519】を装着。フィルターは48mmと52mmが使用可能。フィルターケースのみ【7518】も別売有。レデューサーの先端と後端にも48mmフィルター装着可能。 |
【7880】に別売のフィルターBOXn【7519】とM57回転装置DX【7352】を装着。レンズのコバ(周辺)に墨塗りを施してあるのでコントラストも向上。 |
【7880】と別売のフィルターBOXn【7519】とM57回転装置DX【7352】と【7519】を装着する時に外すスペーサーL。完成度の高いレデューサーシステムを構築。 |
【7880】の構造:3点から構成されています。 |
【7880】の断面図:3群4枚マルチコート済です。 |
55FL+【7880】セット:付属品は【2555】【7761】【7604】【7880】の4点。写真のカメラ、カメラマウント、【7921】、【7922】、【7000】は別売 |
55FL+【7880】セット:別売の【7060】、【3200】等を装着 |
[7880]のシステムチャートです(クリックで拡大) >>PDFはこちら(1.3MB)<< |
[7880]の説明書です(クリックで拡大) |
- ※本製品使用上の注意
-
- フルサイズの最周辺はわずかに放射状に流れますが、これは設計通りです。ご了承ください。
- フルサイズの四隅の像にばらつきが出ることがありますが、これはカメラマウントの僅かな傾き(回転装置内蔵の5011~5017のビスの閉め忘れにも注意)、ヘリコイドや回転装置やドロチューブの僅かな傾き等で起こる場合があります。Fが明るいレンズの場合、避けられない場合があります事をご了承ください。
- 本製品とソニーα7等のソニーNEXマウントのフルサイズデジカメ使用の場合、マウントの関係で四隅の光量が少し減少します。ご了承ください。
- 本製品の推奨ヘリコイドは薄型で、かつ細かいピント合わせが可能な【7761】です。
- 本製品はカメラマウントホルダーM【7000】をご使用ください。【7923】では所定の性能が出ません。
- ミラーレス一眼デジカメを装着する際は、必ず【7921】+【7922】を併用してください。
- 本製品を装着するとピントの合う位置がかなり内側になります。直焦点の組み合わせから約50mm分、全長を短くしないとピントが出ません。具体的な組み合わせに関しては多岐に渡るため、回答できない場合があります。
- 本製品はギリギリまでレンズ径を大きくして、光量をなるべく多く確保している関係で、外径もギリギリまで太く設計(48Φ)されています。よって以下の パーツに対しては、装着時にかなりきつく感じる場合があります。【6010】【6011】【6015】【7861】【9868】等。さらにそれらの内部に 後から植毛紙を貼付している場合は、【7880】が挿入が出来ない場合がありますので、ご注意ください。
- 本製品を装着時には、【7880】の各部品(セル、スペーサー、アダプター)のネジをきつく締めてから挿入してください。ネジが緩いと途中で延長筒が外 れて鏡筒内などにレンズ部が取り残される場合があります。その場合は無理に引き抜かずに押し込んであげると簡単に取り出せます。
- 縮長わずか27mmの薄型の直進式ヘリコイド。コンパクトなのに伸縮量は17mmを確保。
- 重量もわずか98gと軽量。お使いのシステムに追加しても負担は最小。
- 旧型の[7758]M57ヘリコイドDXよりも1/2の細かさでピント合わせが出来ます。
- 現行の[7861]M57ヘリコイドLIIIと比較すると何と1/5の細かさでピントが追い込めます。
- [7861]+[7761]のWヘリコイド体制で撮影に臨めば、最強コンビとなります。
- 天体撮影に於いては、今まで不可能だった極限のピントの追い込みが可能になります。
- 野鳥撮影に於いても、カワセミの羽毛の極限の高解像度画像の撮影が容易になります。
- 本製品は特に厳しい社内検査を実施。全品、メーカー開発責任者の中川さんが確認して納得した個体のみを出荷。
- 36EDのように短焦点のレンズや55FL・67FLのようにFの明るいレンズには特に威力を発揮。
システムチャート |
|
---|