Kenko(ケンコー) デジカメ・CCD:オプション 58S PRO-ND (100/200/500/1000)
スローシャッターを可能にする減光フィルター・高濃度タイプ
PRO NDシリーズは、真空蒸着技術で特殊なコーティングを施すことにより製造されたニュートラル性の高いND(減光)フィルターです。被写体の色に影響を与えることなく光の量だけを減少させます。
ご購入の場合は[100/200/500/1000]からご希望のタイプをお選びください。
ND100は光量を1/100に、 6.7絞り分減光します。 |
ND200は光量を1/200に、 7.7絞り分減光します。 |
ND500は光量を1/500に、 9絞り分減光します。 |
ND1000は光量を1/1000に、 10絞り分減光します。 |
高濃度NDフィルターを使用し、減光することでスローシャッターが可能になり、意図的にmotion blur(モーションブラ―※)の効果を加えることができます。渓流の流れをシルクのように柔らかくしたり、動きのある被写体のスピード感や動感を効果的に表現することができます。また動画撮影では、晴天時に絞りを開けて背景をぼかすことが可能です。
※長時間露光により、動く被写体に意図的にブレを生じさせること。
49S | 52S | 55S | 58S | 62S | 67S | 72S | 77S | 82S | |
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49mm | 52mm | 55mm | 58mm | 62mm | 67mm | 72mm | 77mm | 82mm | |
光量100分の1の減光効果。流し撮りで動感を表現。 | |||||||||
光量200分の1の減光効果。流し撮りで動感を表現。 | |||||||||
光量500分の1の減光効果。長時間露光で街中で人物の姿を流す・消す。 | |||||||||
光量1000分の1の減光効果。長時間露光で幻想的な情景を。 |
特長
■長時間露光で水の流れを滑らかに
水の流れはシャッタースピードを変えることで、様々な表情に変化します。NDフィルターを使用して長時間露光すれば、滝の流れを白糸のように、渓流や海の流れを雲や霧のように表現することができます。長時間露光により、肉眼で見る景色とは異なる、幻想的な情景を写し出すことができます。
■街中で人物の姿を流す・消す
人通りが多い場所では、絶え間なく通行人が行き交い、途切れるタイミングはなかなかありません。そこでフィルターを使用して長時間露光すれば、動いている人や物はどんどんブレていき、最後には消えてしまいます。人波を軌跡として写し込んだり、日中の街中に人影がない非現実的なシーンを創り出すことができます。
■流し撮りで動感を表現
PRO ND100フィルターは高濃度フィルターながら、晴天時の屋外のような明るい場所であれば、フィルターを付けた状態でファインダーを覗いて構図などを確認することができます。流し撮りにより、動感を強調した表現をすることができます。
- 使用方法
(1) 手ブレを防ぐため、カメラを三脚に固定してください。 (2) デジタルカメラで撮影する場合、ISO感度を固定してください。露出はマニュアル、または絞り優先AEに設定します。 (3) 構図を決めピントを合わせます。(ピントを合わせたら、フォーカスはマニュアルにセットして固定します。) (4) フィルターを取り付け、シャッターを切ります。(手ブレ防止のため、レリーズの使用を推奨します。) (5) 撮影画像を確認し、必要に応じて露出補正してください。
【一眼レフカメラを使用の場合のご注意】 一眼レフカメラの場合、ファインダーからの逆入光で露出の誤差を生じますので、アイピースシャッターを閉じるか、アイピースキャップ(アイピースカバー)を取り付けてください。それらがない場合には、ファインダーに手などをかざして入光を防いでください。
【フィルムで長時間露出の際のご注意】 フィルムは露出時間が1秒よりも長くなるにつれて半絞り分~2絞り分程度露出が不足してくる性質があります(相反則不軌現象)。そのため本製品を使用した時の適正露出時間は通常の1.5~4倍となります。
【太陽撮影に使用する場合のご注意】 本製品単体では太陽撮影するために十分な減光ができません。ND1000とND100、又はND500とND200のように複数のNDフィルターを組み合わせて、ND10万相当にしてください。また熱によりフィルターが破損する場合がありますので十分にご注意ください。光学ファインダーで構図やピントを確認する場合は、太陽を目視すると目に有害なので短時間でピント合わせを行ってください。