迷人会工房 乾燥空気送風装置「朝まで完走君」 AK-025L 【完売御礼】

迷人会工房製品第二弾!USBで駆動できる!レンジでチンして再生できる!魅惑の乾燥空気システムが今ここに!
予定生産数終了。再販売の予定はありません。

迷人会工房 乾燥空気送風装置「朝まで完走君」 AK-025L 【完売御礼】

価格:

8,000円 (税込 8,800円)

購入数:

迷人会工房 天体望遠鏡パーツ 乾燥空気送風装置 「朝まで完走君」 AK-025L

夜露対策に!レンズやミラーに乾いた空気を吹き付け結露を防ぐ!特にヒータ設置が困難な小型反射鏡筒にとって最善策!

多湿な日本の環境下では夜間、気温の低下に伴い結露が起こりがちです。天体撮影中のレンズやミラーを夜露から守るためには、「露よけヒーター」を使用する方法がよく知られていますが、鏡筒を温めて伝わる熱でくもりを取る「ヒーター方式」では、状況によっては反射望遠鏡内部に位置する斜鏡、主鏡中央部、前玉が突出した広角レンズ、大口径屈折中央部などには充分な効果が得られない場合があります。強力なヒータであればある程度改善しますが、今度は消費電力や筒内気流の問題に悩まされます。

その解決として考え出されたテクニックが、「乾燥空気」です。撮影中、終始乾いた空気をレンズやミラーに送り込むことで結露を寄せ付けないという方法で確実性が高く、ベテランユーザーの間で好んで使用されています。ヒーター方式に比べてアドバンテージの多い手法なのですが、最大のデメリットが一つだけありました。「乾燥空気送風装置」というものが市販されておらず、自作しなくてはならないということです。

そこで迷人会工房では、乾燥空気を生成する「本体部」に、簡単な加工で様々な鏡筒に取り付けすることができる「鏡筒取り付け部品」までをセットにした、乾燥空気送風装置「朝まで完走君」 を製作いたしました。 「朝まで完走君」で 乾燥空気を送入してレンズやミラーを夜露から守れば、あなたはきっと、熾烈な撮影レースを薄明まで走り切り、成功を勝ち取ることができるでしょう!


下記に取付例として、フードに市販の金属ニップルを固定する方法(ガイド鏡)、ファインダー脚固定M5ネジを取り外し残った穴を利用する方法(タカハシε-130DやスカイウオッチャーBKP130)、鏡筒に穴あけ加工する方法(スカイウオッチャーBKP130)、ケーブルクランプを使用してレンズフードに張り付ける方法(カメラレンズ)、ニップル付きのFTフードにチューブを直結する方法(FSQ-106ED)の実例をご紹介しています。 
鏡筒ごとに取付の最後の部分に、使用者によるある程度の工夫と加工が必要なことはご理解のうえでご購入ください。

主な特長

     
  • USB5Vで動作(0.4A 約2Wh)  
    ※10000mAhのモバイルバッテリーで約18時間駆動
  • 下段を外すことで、シリカゲルをそのままレンジで加熱可能(推奨加熱条件 500~600Wで2分を数回)
    ※シリカゲルがピンク色に変わると吸湿状態です。 青色の大部分がピンク色に変わった段階でレンジで加熱し、再生してご使用ください。  
  • 鏡筒取付け用部品が標準付属  
  • コード、チューブを本体収納可能  
  • 吐出量2.5L/分で20cmニュートン反射望遠鏡まで対応


▼ 使用手順
1.使用前に本体の蓋に結び付けられた吸気口の栓を外し、蓋を開けます。 2.USB-DCケーブルとチューブを取り出し、蓋を閉じます
3.チューブを一度直線に伸ばしてから、鏡筒の鏡筒取付け用ジョイントと本体間を接続します。    
※すぐに抜けない程度に差し込むようにしてください。
4.USB-DCケーブルで本体とモバイルバッテリーを接続します。
※付属の巾着袋に一式を収めた状態で動作可能です。乾燥システムのすべてをまとめて地面に置くことができます。
※使用後は1~4を逆に実施してください。 ※使用後は1.の栓をしておかないとシリカゲルが吸湿します。


▼ ジョイント取付例
初回のみ望遠鏡本体・または鏡筒フードに穴を開けて鏡筒取付け用ジョイントを設置します。
5mmの穴を開けることにより、ジョイントをねじ込むことが可能です。
フードにニップルを装着する 鏡筒に穴あけする・F台座取付穴を利用する F台座取付穴を利用する
(例は75mm用自作フードです。
市販のニップルを装着しました。)
(例は:スカイウォッチャー BKP130です。左は穴あけ加工して取り付ける例です。 右はファインダー台座を外し、その取付穴に市販の金属ニップルをねじ込んだ例です。M5のバカ穴に対してM6ネジ付きの市販の金属ニップルがねじ込み固定できました。) (例は:タカハシε-130D鏡筒です。 ファインダー台座取付ネジを片方はずし、ねじ穴に付属5mmジョイントを挿入しました。)

▼ 使用例
カメラフード ニュートン反射望遠鏡
(例:カメラレンズ)フード部分にケーブルクランプを接着して取り付け (例:スカイウォッチャー BKP130に市販の2又ニップルを使用)
接眼部側から斜鏡に向けて風が流れるように取り付けることをお勧めします。 乾燥空気は湿度の高い空気と比較し、比重が重くなります。
斜鏡へ当て、主鏡側へ空気が流れるようにすることにより鏡筒全体を乾燥空気で満たすことが可能です。
屈折式望遠鏡


(例:市販のニップル付きFTフードを装着したタカハシ FSQ-106ED
鏡筒に穴を開けたくない場合や対物レンズがある鏡筒の場合はフードへの取り付けとなります。
フード内に乾燥空気が十分行き渡るようにジョイントを配置してください。

(ファインダー脚固定ネジ部取付方式のヒント)
1.付属のジョイントは外径5mm径です。ファインダー台座の固定にM5ねじを使用するタカハシε-130Dと、ファインダー脚固定ネジがM5のスカイウオッチャーBKP130では、ネジを取り去ったところにジョイントをそのまま差し込むことができます。
2.あいにくR200SSなどビクセン鏡筒ではファインダー固定にM4ねじを使用しているため、無加工取付はできません。 (改造行為につき自己責任ですが、一から穴あけするよりは拡張のほうが難易度は低いかも・・・)
3.ファインダー固定ネジの反対側の鏡筒内にはナットがあります!ネジの取り外し時は筒先を下に向け、ナットは押さえながら慎重に行うべきです。ナットを支えずネジを緩めれば鏡面にナットを落下させる恐れがあります!


(カスタマイズのアドバイス)
乾燥空気の送管にはペットショップやホームセンターの観賞魚用品コーナーで入手できるエアレーション(ブクブク)用のチューブや、分岐・配管パーツが使用できます。
BKP130の例では、エアレーション用の2又金属製ニップル(コック付き)で乾燥空気を分岐させ、斜鏡と主鏡に供給する工夫を行っています。

漏れ入る迷光を嫌い、鏡筒と主鏡セルの隙間をパーマセルテープで目張りしています。乾燥空気が漏れずに溜まるので結露防止の強化策としても効果的です。

 

 
           
主な仕様
電源 5V 0.4A(2W/h)外形 高さ118mm 幅170mm 奥行き120mm
重量 822g吐出量 2.5L/分
チューブ長 1.5mケーブル長 0.7m
※ハンドメイド品のため、若干の誤差がある場合があります。

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