迷人会工房 ふり~座君 FZ-01【完売御礼】

 

迷人会工房 ふり~座君 FZ-01【完売御礼】

価格:

24,000円 (税込 26,400円)

購入数:

迷人会工房 天体望遠鏡パーツ ふり~座君 FZ-01

ビクセン赤道儀 SXP、SX2、SXD2、SXD に対応した赤道儀回転台座です。

これまで SXP、SX2、SXD2、SXD は赤道儀の水平微動部分の可動範囲が少なく、例えば現地で暗くなる前に設置していざ北極星を導入しようと極軸望遠鏡 をのぞくと視界にはなく三脚を持ちながら右に左にズラして北極星を入れ直 したり、そのたびに赤道儀の水平も見直したりと時間のロスでした。
そこで当工房ではその時間ロスやストレスを解消すべく赤道儀に鏡筒を搭載 したままでも赤道儀の水平粗動が簡単にできて北極星の導入も早く出来る「ふり~座君」を製作しました。
ただし、三脚側の凹部分の直径が 45 mm、赤道儀本体の凸部分の直径が 45 mmの 機種のみの対応となっております。 また、取付け可能なのはビクセン製三脚の「新型 SXG-HAL 三脚」「SXG-AL 三脚」「ASG-CB90三脚」のみです。 方位固定ツノ部分が脱着可能なピンのみ対応で旧型のツノ型(SX-HAL110 三 脚)には取付け不可能です。また、SXGハーフピラーとの併用は当工房としては推奨しません。(物理的に接続は可能なのですが、三脚と赤道儀の間にふり~座君とハーフピラーの2つのパーツを挟むことになり、強度が低下するためです。重い鏡筒を搭載すると転倒の恐れがある他、たわみでふり~座君の回転が重くなることが確認できています。)

■「ふり~座君」の内訳

■取付け方法
  1. ビクセン三脚の方位固定部分の丸いシルバーのツノ(固定ピン)を外します。
  2. 外したツノを赤道儀取付けアダプターBの 6 mmネジ穴に取り付けます。
    (緩まない様にマイナスドライバー又はコイン等でしっかりと締めてください)
    赤道儀取付けアダプターBと固定ピン
  3. 2の赤道儀取付けアダプターBを付属の六角ボルト(直径 10 mm×長さ 50 mm) を用いて赤道儀本体に締めこみます。 スプリングワッシャー、平座金の順にボルトに通して締めます。 赤道儀本体に締めこむ際には、まずは手締めでボルトが止まるところまで締 めます。 次にモンキーレンチを用いて再度レンチが止まるところまで締め ます。 最後にレンチで約30°動かして増し締めします。 赤道儀本体の微動ハンドルの片側を必ず緩めておき、もう片方の微動ハンド ルを回して赤道儀取付けアダプターBが微動するかを確認します。 この時に微動ハンドルが全く回らないようでしたら先の六角ボルトの締め 込み過ぎが原因ですからモンキーレンチで少し緩めて微調整してください。 尚、赤道儀のガタつきの原因にもなりますので六角ボルトは定期的に緩みが 生じていないかの確認を必ずしてください。
  4. 三脚側に三脚取付けアダプターA (3 本のローレットハンドルを取り付け ている方)を三脚に付いている赤道儀用締め付け固定ネジで取り付けます。 ローレットハンドルの位置は三脚の脚部分に合せます。 このローレットハンドルが赤道儀取付けアダプターBの固定及び粗動ハン ドルになります。
  5. 赤道儀取付けアダプターBと三脚取付けアダプターAを合体させます。 赤道儀を三脚側に搭載後に 3 本のローレットハンドルでガタつきがないよ うにハンドルが止まるまで手で少し強めに締めます。(絶対に工具で締めな いでください。) バランスウェイトを取り付け、鏡筒を搭載した際に転倒する恐れがあります のでローレットハンドルを緩めない様に注意してください。 バランスウェイト・鏡筒等すべての機材を搭載後に赤道儀本体が上下にガタ つきが生じていないか確認します。もしも少し(2〜3 mm)でもガタつきや浮 き上がりがあると、3で取付けた赤道儀取付けアダプターBの六角ボルト の締め込みが緩い為です。 この場合は必ず搭載機材・バランスウェイトを全て降ろしてから再度モンキ ーレンチで六角ボルトを締め付け直してください。 赤道儀と三脚は本来三脚側の取付けネジで下側から締め付けることにより固 定されますが、「ふり〜座君」を使用することで赤道儀はこの 3 本のローレッ トハンドルにより水平方向のみで固定されます。 鏡筒、バランスウェイト等すべての機材を搭載しますので必ずローレットハン ドルを緩めたままでの機材搭載はしないでください。 転倒落下の事故につながりますので。
  6. 撮影場所での操作方法 赤道儀は「ふり~座君」の取付け前と同じ設置方法です。 赤道儀の脱落転倒の原因となる恐れがありますので「ふり〜座君」での粗動 操作をされる前に、必ず鏡筒とバランスウェイトとのバランスに偏りがなく ほぼ均等に保たれていることを確認してください。 北極星が極軸望遠鏡の視界から外れている場合には 3 本のローレットハン ドルを 1/2〜3/4 回転ほど緩めて赤道儀をゆっくりと水平方向に動かします。
    ※注意 赤道儀が脱落転倒する恐れがありますのでローレットハンドルを 1 回転以上は緩めないでください。
    視界内に導入できたら赤道儀が動かない様にローレットハンドルを締めて ください。この時に赤道儀にガタつきがないか確認してください。 次に赤道儀本体の微動ハンドルと高度調整ハンドルで北極星を導入して完 了です。
■「ふり~座君」取付け参考例
SXP 赤道儀+新型 SXG-HAL 三脚+ε130D+ASI294MCpro SXP 赤道儀+新型 SXG-HAL 三脚+BKP200+ASI294MMpro

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