GFRP2.0 取付工事について
KYOEI GFRP 2.0

 この製品の取付工事に関しては、別紙価格表に記載の工事費にてお引き受けいたします。
標準取付工事とは設置当日、協栄産業(株)より作業担当者がお伺いして行う下記の作業を指します。内部に設置する天体望遠鏡の組立は含みません。(簡単なお手伝いは出来ます)

  1. 運送トラックよりドーム本体をおろします。(上下二分割されています。)
  2. 設置場所までドームを搬入します。この際、屋上設置などの人力で搬入出来ない場合はクレーン車が必要です。(別途実費必要です)下側(観測室)、上側(ドーム半球)の順で取付位置に設置します。(重量は約40kg+約60kg)
  3. 取付床面のコンクリートにアンカーボルトを打ち込み固定します。(10mm×12本)
  4. ドーム接合部の飛散防止金具を取り付けます。
  5. 内に置く望遠鏡の組立や必要に応じてコーキングを行います。

取付工事は庭先などのクレーン車の必要のない状況であれば、日曜大工として御自身で行うこともできます。(但し、2人以上の人手が必要。 建築業者さん等への委託も可能です ) ドームを設置するにはアンカーボルトで固定する必要があります。台風などの強風時に飛ぶ事の無い様、十分な強度を持たせるためです。よって、ドームの設置場所は平坦なコンクリート製の床状が理想です。また、アンカー打ち込みのために10cm以上穿孔しても良い様に、ある程度(15cm以上)の厚みが必要です。 空き地や庭先の場合は、直径2.2M以上でコンクリートの基礎を作ることをお勧めいたします。
基礎のコンクリートの施工は御近所又はお知り合いの工務店等にご依頼下さい。施工条件等の詳細は担当者がご説明申し上げます。
屋上設置の際は、構造・強度等により建物の建築業者さんとの間で綿密な打ち合わせが必要になります。また建物側に追工事が必要となる場合がございますので、正式契約前にメーカー担当者が詳しいお打ち合わせをさせていただきます。 参考までに、次頁の追工事が必要な場合の概略表をご覧下さい。

追工事が必要な場合について
※ドームを取り付ける際に標準設置工事費以外の費用が必要な場合についてのご説明です。

☆設置工事に追加工事が必要となる場合の例

  1. 設置しようとする場所にドームを搬入するのに、クレーン車が必要な場合。
  2. 設置しようとする場所が、コンクリート等の丈夫な床状でない場合。
    (例:土の地面・屋上になっていない平屋根・防水シートの屋上)
  3. 設置しようとする場所が、平坦でない場合。
    (例:傾斜していたり、表面の凹凸が大きい場合)
  4. アンカーボルトを固定するための穴が開けられない場合。
    (例:建物の防水上の問題)
  5. 設置工事の際、現場までトラック(4t車)やクレーン車が入れない場合。
  6. ドームや望遠鏡の重量に耐えられない建造物の場合。
☆設置希望場所の状態による、追工事の程度 及び概算施工費用
状況 追工事(追加費用の具体例)
人力で運び上げられない屋上やテラス・ベランダの場合。 ●建物の大きさに応じたクレーン車を手配
3万円〜10万円程度。通常は5万円以内程度
コンクリート等の丈夫な床状でない場合。 ●取付用の鉄板やベース板を別途製作して、搬入時現場取付か現地で事前に製作・施工
5万円〜20万円程度
平坦な床状でない場合又はアンカーボルトが施工できない場合 ●予めコンクリート製の基礎を現地で製作(直径2.2m 高さ20cm程度)
10万円〜30万円程度
屋上でない屋根などに載せたい場合 ●建物そのものに改築工事が必要
建築業者さんに見積依頼必要
新築の建物に取り付ける場合 ●設計段階など出来るだけ早い内にご相談下さい(建築工法に応じた施工法を提案いたします)
建築業者さんに見積依頼必要  (改築の場合よりも安価に可能)
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