タカハシ(高橋製作所) 鏡筒 オートフォーカス ミューロン μ-250CRS
光学系は補正レンズを組み込むことで、オリジナルのMewlonの中心像はそのまま維持し、周辺像はリッチー・クレチアン式を上回ります。
更に、オートフォーカス機能が備わり、比類ないカセグレン系望遠鏡に進化しました。
ドール・カーカム革命
周辺はコマ収差の影響で像が悪いといわれていましたミューロン光学系ですが、
補正レンズを組み込むことで、
オリジナルのミューロンの中心像はそのまま維持し、
周辺像がリッチー・クレチアン式を上回わるほどに改善されました。
副鏡調整用モーターをステッピングモーターに換装するなど電気系を一新し、バックラッシュ補正機能を追加したことで眼視のピント合わせが容易におこなえます。
さらに、撮影に便利なオートフォーカス機能が備わり、
時代をリードするカセグレン系望遠鏡に進化しました。
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主な特長
副鏡は新規設計の4本サポーターで支えられ、ピント調整用にステッピングモーターを組み込み、タカハシ Active Focuser でコントロールします。ASCOM対応のドライバーも準備していますので、MaxIm DL 等からのコントロールも可能です。 | |
付属のハンドコントローラーから、手動のピント調整、ファンのON、OFFコントロールができます。オートフォーカス機能を使う時は、パソコンとUSBケーブルでつなぎます。また、バックラッシュ補正機能により、眼視でも快適にピント合わせができます。 電源はDC12Vの供給が基本ですが、眼視で使う時は単三電池×4でも動作するので、今までと同じように使えます。 |
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主鏡セルキャップに3個の吸気ファンを設け、主鏡周辺、鏡筒内部、外気部の温度をセンサーで計測し、設定条件を基に主鏡底面部にある吸気ファンのON、OFFの制御をします。 | |
主鏡セルキャップのファンは、眼視観測の妨げにならないように低振動ファンを使用しています。各部の温度差が大きいときはこのファンが回り、早く外気温となじむように外気を主鏡に導きます。 | |
付属のコントロールアプリケーション「Focus Infinity」のオートフォーカス機能により、パソコンからの操作で撮影機器のピント合わせが自動でできます。ハンドボックスとUSBケーブルでつなぎ、カメラからの画像をキャプチャーします。 ピント合わせのほかにも、ファンのコントロール、3カ所のプリセット位置の設定などの便利機能が手元のパソコンで操作できます。 (※Windows用のみ) |
焦点距離 | 口径比 | イメージサークル | |
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レデューサーCR0.73×併用 | 1825mm | 1: 7.3 | φ35mm |
エクステンダーCR1.5×併用 | 3780mm | 1: 15.1 | φ44mm |
■作例
撮影機材:ミューロン250CRS(レデューサー使用)、ビクセンAXD赤道儀 使用カメラ:Moravian Instruments G3-16200 冷却CCDカメラ Astronomik Type2C LRGBフィルター 露出時間:L=15分×8フレーム、RGB=各10分×2フレーム (総露出時間:3時間) 画像処理ソフト:ステライメージ8、PhotoshopCC 2015 撮影場所:岡山県備前市八塔寺、2018年撮影 |
撮影:吉田隆行氏 |
形式 | コレクテッド ドール・カーカム式 | 有効口径 | 250mm |
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焦点距離/口径比 | 2500mm/1:10.0 | イメージサークル | φ40mm |
分解能/極限等級 | 0.46”/13.8等 | 集光力 | 1276倍 |
鏡筒径 | 280mm | 鏡筒全長 | 945mm |
質量 | 約12.0kg | ファインダー | 7倍50mm(照明対応) ※照明ユニット別売 |
専用アクセサリー [別売] |
○鏡筒バンド(280CW) ○CWプレート ○レデューサーCR0.73X ○エクステンダーCR1.5X ○CA-35(50.8) |
○CA-35(TSA-102) ○CA-35(SKY90) ○TCA-4(拡大撮影用) ○50.8アダプター(μ-250CRS) |
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システムチャート |
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