【即納】入荷しました!!
Vixen(ビクセン) 赤道儀・架台 SX2赤道儀WLリミテッド
高性能な国産赤道儀をお求めやすいプライスで! SX2赤道儀のヘッドをSXP赤道儀仕様に換装に換装し、バランスウエイトの増量で積載性を高めたKYOEI別注の限定お買い得モデルです!
ビクセン赤道儀は、高品質な駆動系、力強いパルスモーター、使いやすい日本語ユーザーインターフェイス、豊富なメーカーサポート体制など魅力に満ち溢れています。本格的な撮影を志す天体写真ファンの間ではSXP2/AXJ/AXD2が高く評価されています。然しながら国産赤道儀は総じて高価で、エントリーユーザーにはなかなか手の届く存在ではありませんでした。
そこでKYOEIでは、アリミゾ部など一部には物足りなさが残るものの、高いポテンシャルを秘めつつ非常に安価に提供されているSX2赤道儀をベースにして、筒受け部をSXP赤道儀用(ボールベアリング2個内蔵)に換装するなどのカスタムを施した KYOEI特別仕様「SX2赤道儀WLリミテッド」 をご用意しました。機能面ではSX2赤道儀での弱点を克服し、SXP赤道儀に迫る装備を実現しています。価格面ではKYOEI別注によりコストを削減し、SX2赤道儀ベースならではのお求めやすいプライスを実現しています。エントリーユーザーにもお求めやすい価格を実現しながら本格的な撮影にも対応できる、高品質で低価格な国産赤道儀、SX2赤道儀WLリミテッド が遂にここに誕生しました!
主な特長
■スマートフォンで赤道儀を簡単操作
●専用アプリ「STAR BOOK for Wireless Unit」をインストールしたスマートフォンやタブレット端末から、天体自動導入をはじめとする天体ナビゲーション機能を手軽にお使いいただけます。ケーブルレスで、操作時にケーブルが邪魔になりません。また、従来のような専用コントローラーの液晶画面による電力消費がないため、「STAR BOOK TEN コントローラー」と 比較して約20%の消費電力節減(工場出荷時設定の場合)、より長時間の天体観測や天体撮影に対応いたします。■M8ねじ止め式の筒受け部 [=SXP仕様]
筒受け部にビクセンアリミゾを標準装備するSX2赤道儀WLでは別途アリミゾ金具を購入する必要がなくて便利である反面、より大きなアリミゾを選択できない、アリガタの押さえ面がネジによる点接触となり脱着を繰り返すうちにアリガタ金具を痛めてしまう、といった弱点がありました。SX2赤道儀WLリミテッドではSXP赤道儀と同じタカハシ互換のM8ネジ穴が開いた筒受け部を採用しており、K-astecなどサードパーティ製の高品質なアリミゾ金具をユーザーが自由に選択できます。ロスマンディなどの3インチ(75ミリ)やビクセンスタイルの45ミリのほか、アルカスイス規格の38ミリのクランプで運用することも可能です。 なお、このカスタマイズにより、SX2赤道儀WLリミテッドはメーカー純正SX2赤道儀WLに比べてすこし首が長く(筒受け部の高さが約11mm高く)なっています。カメラなどの搭載物が極軸体に干渉しにくくなるメリットと、同じウエイトでバランスできる積載量が減ってしまうデメリットとがあります。■大径ボールベアリングを2個内蔵した、強くて滑らかな赤緯回転部 [=SXP仕様]
一般的に赤道儀の赤経・赤緯はどちらも重量をバランスさせて使用するものですが、常時恒星時運転している赤経軸は少しのバランスズレには寛容で、あえて故意に崩してウオームホイールとウオームギアの歯面の密着性を高め安定追尾を狙うテクニックもあります。赤緯軸においては鏡筒の前後バランスは完全一致またはそこから前後どちらかに若干偏重状態にしていればオートガイドが安定するため、微妙なバランス調整を施して運用することが重要です。ところが1個のニードルベアリングで回転するSX2赤道儀WLの赤緯回転部は構造的にラジアル荷重に対して動きが渋く、軽度のバランス崩れではクランプを開いてもストップしたままなため、鏡筒前後のバランスが合っているのかどうかが判りにくいことが問題でした。それに対しSXP赤道儀は赤緯回転部がクランプフリーで滑らかに回転するためバランス取りが非常に綿密に行えます。微妙な重量バランス調整が可能であれば赤道儀が持つ性能をより引き出すことができますのでこの滑らかな赤緯回転部は少なからず撮影結果の向上に寄与しています。そこでSX2赤道儀WLリミテッドでは、専用設計した接続金物を介してこのSXP仕様の筒受け部をまるごと移植することに成功しました。赤緯回転部は外径52mmφの深溝ボールベアリング2個をリジッドに配置し高精度に組付けられていますので、滑らかなだけではなく剛性も向上しています。■極軸望遠鏡のない仕様 [=SX2仕様]
極軸望遠鏡は別売のレス仕様であることが、多様化する現在のユーザーのニーズにマッチしています。極軸望遠鏡PF-LII(別売)、KYOEIオリジナル極軸望遠鏡SX用(別売)のほか、Polemasterなど電子極軸望遠鏡を使用して光学極望は無しという選択肢もあります。■リミテッド仕様では3.7kg+1.0kgの合計2個のバランスウエイトを標準装備[=SX2LTD別注仕様]
純正SX2赤道儀WLは最大搭載荷重12kgを謳っておきながらその付属ウエイトは1.9kgx1つのみで、このウエイトでバランスできる最大荷重は4.9kgに過ぎません。
リミテッド仕様では実用荷重を最大限活用できるように、オリジナルの延長ウエイトシャフト(後述)を追加装備したうえで、3.7kg+1.0kgの合計2個のウエイトを標準装備としました。
メーカーではSX2赤道儀WLは300kg・cmのモーメント荷重を搭載可能であると公表しており、不動点より25cmで約12kgまで耐えられる計算になります。ビクセンが公表するこのスペックは、眼視用として正しい能力を表しています。そして撮影時には、その7割程度の荷重に抑えるのが成功のコツであることが多くのユーザーの経験則から知られています。(→赤道儀購入ガイド続編参照) SX2赤道儀WLリミテッドにおいても、おおまかな目安として撮影用途には9kg以下の積載でご利用されることを推奨します。
下の図はメーカー純正SX2赤道儀WLにKYOEIリミテッド仕様の延長シャフトを連結し、付属ウエイトを使用した際に物理的にバランスが取れる荷重を示したものです。不動点より25cmで最大10.1kgがバランスすることがわかります。SX2赤道儀WLリミテッドではSXP赤道儀の筒受け部を移植することで、ノーマルのSX2赤道儀WLより約1.1cm首が長くなっています。アリミゾ金具を装着することも加味して、2cmプラスの「不動点より27cm地点」の耐荷重を計算すると、バランスが取れる最大の重さは9.3kgとなり、推奨荷重にほぼ一致します。
※バランスウエイトなしの図では、シャフトを収納した場合に35.0kg・cm、シャフトを伸ばし切った状態で54.5kg・cmを表しています。
※赤経はピッタリバランスを合わせてももちろん良いですが、合わせられない場合にはウエイト側が少し重くなるよう調整してご使用になると安定します。
■便利な延長ウェイトシャフト(協栄産業株式会社オリジナル仕様)つき[=SX2LTD別注仕様]
SX2赤道儀WLリミテッドのウェイトシャフトを10cm延長して、さらに重い荷重をバランスさせることができます。この延長シャフトはウエイトシャフト先端のウエイト脱落防止ねじ取付部を利用して接続する構造で、そのネジ規格はM6という細いものです。暗闇で誤ってウエイトを蹴ってしまうなど強い力が加わると折れてしまう恐れがあります。恐れ入りますが安全に充分ご注意頂いたうえでご使用ください。機材の収納BOX内に忍ばせておけば、あと少しでバランスできなかった時、海外遠征で荷物を減らしたいとき、などの緊急用途としても便利にお使い頂けます。<おまけ延長ウエイトシャフトの詳細> 全長:100mm、 材質:炭素鋼(S45C)、 表面処理:硬質クロムメッキ、 接続:M6ねじ
■付属の説明書について
SX2赤道儀WLリミテッドの基本性能はSX2赤道儀WLに準拠しており、本体付属の説明書はビクセン「SX2赤道儀WL」のものを共通使用しています。筒受け部はビクセンアリミゾ一体型で記述されていますが、実際にはSXP赤道儀と同じタカハシ互換M8ねじ止め式です。アリガタをご使用になる際は別売のアリミゾ金具(DS75シリーズ、DS45シリーズ、DS38シリーズなど)をご使用ください。架台部 | SX2赤道儀WL |
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赤経微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ72mm・歯数180枚 |
赤緯微動 | ウォームホイールによる全周微動、φ72mm・歯数180枚 |
ウォーム軸 | φ9mm・材質:真鍮 |
赤経軸(極軸) | φ40mm・材質:アルミ合金ダイキャスト |
赤緯軸 | φ35mm・材質:アルミ合金 |
ベアリング数 | 6個 |
ウェイト軸 | φ20mm・本体収納式・ステンレス製 |
極軸望遠鏡(別売) | 極軸望遠鏡 PF-L II他が使用可能(別売) |
方位角範囲 | 微動:約±7°、ダブルスクリュー式:1回転約1.2° |
極軸傾斜角範囲 | 高度0~70°(微動範囲±15°)、目盛2°間隔、・3段階使用可 タンジェントスクリュー式微動ネジ付。1回転約0.8° |
駆動 | パルスモーターによる電動駆動(マイクロステップ駆動 約250pps) |
自動追尾装置 | ワイヤレスユニット+スマーフォン(専用アプリ)による自動導入 |
駆動速度 | 最高約 1000 倍速(対恒星時)、高精度追尾 |
動作電圧・消費電流 | SX2 赤道儀 WL 本体+ワイヤレスユニット:DC12V・0.3A~2.0A 電源別売(シガーソケット用電源コード SX 用付属) |
電源端子 | DC12V EIAJ RC5320A Class4(センタープラス) |
搭載可能重量 | 約1.2~12kg(最大モーメント荷重30~300kg・cm:不動点より25cmで約1.2~12kg) |
WLユニット接続端子 | D-SUB9PINオス |
ワイヤレスユニット | ワイヤレスユニットのスペック参照 |
電源・消費電流 | DC12V・0.3A~2.0A(SX2赤道儀本体+ワイヤレスユニット)電源別売 |
大きさ | 343×360×128mm(突起部を除く) |
重さ | 約7kg(ウェイトを含まず) |
ウェイト | 1kg×1、3.7kg×1 |
付属品 | カラー星空ガイドブック、シガーソケット用電源コードSX用 |
商品名 | ワイヤレスユニット |
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機器種類 | 無線方式赤道儀コントローラー |
対応赤道儀 | SX2赤道儀、SXD2赤道儀、SXP2赤道儀、 AXJ赤道儀(AXJエンコーダの利用不可)、 AXD2赤道儀(旧製品:SXP赤道儀、AXD赤道儀) ※STAR BOOK対応機種(SXW赤道儀、SXD赤道儀には対応していません) |
CPU | 32bit CISC Processor 120MHz |
架台接続端子 | D-SUB 9PIN メス |
オートガイダー端子 | 6 極 6 芯モジュラージャック(外部オートガイダー用) |
Wi‐Fi 機能 | 専用アプリケーションソフトウエアによりスマートフォンをユーザーインターフェースとして利用 |
専用アプリ動作環境 | 対応 OS:Android6 以上、iOS9.0 以上 Wi-Fi規格 : IEEE 802.11b/g ・データ暗号化方式 : WPA2-APK 条件を満たしている場合でも使用できない可能性がありあます。ご使用の際は必ず事前にアプリの動作をご確認ください。 |
電源 | 架台から供給 |
消費電力 | 12V 最大0.1A |
動作温度 | 0~40°C |
その他 | Wi‐Fi 接続によるバージョンアップに対応 |
大きさ | 56×36×19.5mm(突起部を除く) |
重さ | 60g |
付属品 | 取扱説明書、保証書 |
オプション(別売) | SXG-HAL130三脚/SXGハーフピラー/ピラー脚SXG-P85/ 電源セレストロン Power Tank Lithium Pro[36067] |
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★SXマルチクランプユニット(赤緯SXP化改造キット) | |
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既存SXシリーズユーザーへ向け、赤緯SXP化改造キット単体でも販売します! SX赤緯クランプユニットを搭載したSX赤道儀シリーズ(SXW、SXD、SX2、SX2-SB10、SXD2赤道儀)の筒受け部を、SXP赤道儀仕様にアップグレードできる改造キットです。 |