タカハシ オルソエクステンダー4×<KA00831>【入荷まち】

 【新型】2024年9月上旬~9月下旬発売予定!!ご予約受付開始しました。

タカハシ オルソエクステンダー4×<KA00831>【入荷まち】

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35,000円 (税込 38,500円)

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タカハシ(高橋製作所) 天体望遠鏡パーツ:エクステンダー オルソエクステンダー4×<KA00831>

高倍率天体観測の”新時代”を拓く オルソエクステンダー

オルソエクステンダーは中心像をそのままに拡大するよう設計されたタカハシの新製品です。 中心の収差が良好に補正されている光学系に取り付ければ、望遠鏡本体の結像性能を損なうことなく、最良な状態を維持したままの拡大像をとらえることができます。
ラインナップは「オルソエクステンダー2×」、「オルソエクステンダー4×」の全2種類となっています

■惑星や月面の拡大撮影に最適なエクステンダー
オルソエクステンダー4×はタカハシのラインナップとしては、初の拡大率4倍のエクステンダーです。 F8~F10 クラスの望遠鏡での使用を推奨しており、オルソエクステンダー4×は惑星や月面の拡大撮影を目的に設計されています。拡大撮影を行う方法としては、エクステンダーを使用する以外にもアイピースを使用する方法がありますが、眼視目的に設計されたアイピースでは、収差補正の面で大きな差が生じます。下記の図の示す通り、同機種で同じ焦点距離であっても、中心像・周辺像共にオルソエクステンダー4×を使用した場合の方が優れていることが分かります。

撮影時の収差比較
TOA-130N+オルソエクステンダー4x
焦点距離 4000mm F/30

TOA-130N+TPL-12.5 拡大撮影
焦点距離 4000mm F/30
サークルはエアリーディスク
波長 436nm~656nm までの 11 波長を合成

今まで、適切な倍率の対応するエクステンダーが無く、アイピース拡大による撮影で代用するという経験をされた方もおられるかもしれませんが、今回発売するオルソエクステンダー4×は、推奨F値内であれば、機種を問わずにご使用いただけますので、妥協することなく高倍率での天体観測・撮影をお楽しみいただくことが出来ます。

■オルソエクステンダー4×作例

月面
2024/05 撮影
[光学系] TOA-130NFB + オルソエクステンダー4×
[フィルター] Player One Anti-Halo UV/IRカットフィルター
[カメラ] ZWO ASI294MM Pro
+15℃ Gain350 0.003秒×2000フレーム(うち上位1500フレーム使用)


本製品は、撮影向けに設計されているものではありますが、カメラ側取り付け部には 31.7 スリーブの差し込み口も設けているため、眼視観測にも問題なくご使用いただけます。 また、付属のバリチューブを付け替えることで一眼レフカメラや大気差補正プリズムとの併用も可能となっています。

下記、適応表をご確認のうえ、使用目的に合ったものをお買い求めください。

■オルソエクステンダー適応表



■接続例と拡大倍率の計算方法
例 1:オルソエクステンダーとCMOカメラをM42で接続する場合

オルソエクステンダーを使用した際の拡大率は次の計算式で求められます。

●オルソエクステンダー2×:拡大率=1.27+0.0126×b(※)
●オルソエクステンダー4×:拡大率=2.02+0.0258×b(※)

(※)b(バックフォーカス)= バリチューブ(大)+バリチューブ(小)+M42-31.7AD から撮像面 またはアイピース主点までの距離

・上図の例1において、A はカメラのフランジバック(FB)になります。
A(FB)が12.5mmである場合、
拡大率は、2.02+0.0258×(40+20+12.5)=3.89 倍となります。


例 2: オルソエクステンダーとアイピースや CMOS カメラを 31.7 スリーブで接続する場合

・CMOS カメラを 31.7 スリーブで取り付けた場合は、バリチューブの長さにカメラのフランジバックと M42-31.7AD のネジ部分(5mm)カメラ本体のノーズピースの厚み(図では 1.5mm)を足した値が b(バックフォーカス)になります。
上記の図の FB を12.5mmとすると、b=20+40+5+1.5+12.5です。 拡大率は、2.02+0.0258×(20+40+5+1.5+12.5)で約4.06倍となります。

※スリーブの付け根に主点があるTPLアイピースを取り付けた際のb(バックフォーカス)は、バリチューブの長さに、M42-31.7AD のネジ部分の長さ(5mm)を足した値となります。 上記の図の場合、M42-31.7ADのネジ部分5mmを足した65mm(バリチューブ大「40mm」+バリチューブ小「20mm」+M42-31.7ADネジ部「5mm」)がとなります。

主な仕様
レンズ構成 2群4枚
推奨拡大率 3.7~4.5倍
イメージサークル φ20~30mm
推奨機種(※) F8~F10の光学系
鏡筒側取り付け M43 P=0.75
カメラ側取り付け M42 P=0.75/φ31.7mmスリーブ
最大径×全長(突起含まず) 46mm×125mm
重量 240g
(※)εシリーズにつきましては、別売のεエクステンダー1.5×を併用することで、ご使用いただけます。

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