GW満喫大作戦
ゴールデンウィークの頃は気流の安定する季節にあたり、高気圧に覆われて晴れれば乾燥して透明度の高い格好の天体観測日和となります。しかも今年のGWは5/5のこどもの日が新月となりますので絶好の天体観測チャンスです!(ただし黄砂やPM2.5の影響で透明度が低下するとマイナス要因ですのでYahoo!天気アプリなどでPM2.5情報もチェックしてください。)
濃い天の川を見たことがないという方は、この10連休を利用して南の空の暗いところまで旅してみてはいかがでしょうか。月が出ていなければ、この時期の夜半頃は南の地平線から東の空へと横たわる天の川が刻一刻と立ち昇ってくる迫力ある姿が見られる貴重な季節です。紀伊半島、伊豆半島、四国南部、九州南部など南東方向に街明かりのないロケーションが理想的ですが、可能な範囲でなるべく暗いところを探して足を運んでみてください。
吉田隆行氏 「大台ケ原の天の川」 2017年
天体写真家の吉田隆行氏は、大台ケ原のハイキングコースを往復3時間歩いてこの作品を撮影されました。低空にかかった薄雲で下界と隔離された原野の風景が天の川の光によって映し出され、雄大な天の川銀河の姿と相まって、荘厳な印象を与えています。立ち枯れた木々は海抜1500m以上に分布するトウヒという針葉樹木です。星景写真の撮影のためにトレッキングする場合、カメラや三脚といっしょに担いで歩けるポータブル赤道儀を使用します。撮影チャンスを確実のものにするためには、小さくても高精度で信頼性の高いポータブル赤道儀をご選択ください。
そして今年は銀河中心部へびつかい座に木星があります。今年の惑星シーズンは夏に本番を迎えますが、この10連休はその前哨戦として重要な機会になるはずです。天体観測に興味があるけど、まずはお手軽に始めたいという方は、月や惑星の観望を楽しめる入門天体望遠鏡セットを手に入れて、いま天の川のド真ん中で一番明るく輝いている星、木星の観測からスタートしてください。
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桜の時期が過ぎ、街中でツバメの姿が見られるようになるといよいよ春夏の野鳥シーズン到来です。
都市公園ではコゲラ・ヒヨドリ・ムクドリ達の活動が盛んになり、森ではキビタキやオオルリ、干潟や河口では北へ渡りつつあるシギチドリ達
の姿を見ることができるでしょう。